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2015年1月

2015年1月26日 (月)

昼は農作業、音楽、夜は黒千代香

前回の記事で久しぶりの更新となったこのブログですが、音楽に関連した話題に限らず
日々の些細なことなども取り上げて、もう少し更新の頻度を上げていきたいと思います。
最近は農業修行を中心に行動範囲が広がっていますからネタは多いはずです。
たぶん。。
年が明けたと思ったら、もう一月も終わりに差し掛かっています。本当に早いものですね。
今月はビニールハウスにスイートコーンを播種しましたが、それもすでに発芽して、続いて
露地栽培のスイートコーンを播種します。4月末~5月上旬の収穫になる予定ですが、
なんだかそれもあっという間にやってきそうだなあ。。

今月は高鍋町のロータリークラブの新年会にて演奏させて頂きました。
会場は高鍋町のホテルだったのですが、そこは私が小学生の頃、祖父母とよく食事に
来ていた想い出のあるホテルだったのでとても懐かしく、30年経って演奏に来る日が
あるとは、移住して半年、改めて感慨深いものがありました。
Tl1
前半はギターとフィドルでアイルランド民謡を演奏しました。

Tl2
後半は三味線と胡弓で日本民謡を聴いて頂きました。
最近はこの和洋折衷スタイルが定着しつつありますが、これが演奏していて、
なかなか楽しいのです。当初はまとまりがつかないのではないかと心配していた
部分もあるのですが、やってみると意外と自然な流れができてきました。
実は、隠しているネタ(?)がまだありまして、調子に乗ってそれもやれる機会を
虎視眈々と狙っていたりします。
今月はもう一か所演奏に行ったのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
そちらではギターとフィドルで、アイルランド、スコットランドに焦点をあてた内容で
演奏させていただきました。
久しぶりにダンスチューンをハイテンションで演奏してとても楽しかったです。

日々の農業修行に週末の演奏会、年明け早々なかなかハードな日々を送って
いるのですが、このところ毎晩の晩酌がとても充実していて、大変に癒されています。
ちょっとその話題を・・・

鹿児島の薩摩焼のものが有名だそうですが、黒千代香(くろじょか)という酒器が
ありまして、その宮崎バージョンが導入されたことで、うちの晩酌が一変しました。
Joka

上の写真の炉の上に乗っているのが黒千代香です。
奥の瓶に水割りした焼酎を一昼夜以上寝かすと、とてもまろやかな風味に
なるのですが、それを黒千代香で炉にかけ、弱い火でとろとろ温めて、ちょこで
頂きます。これが本当に旨いのです。

宮崎県の都城市は薩摩の文化が色濃くあって、この黒千代香が伝わっている
そうです。我が家の黒千代香は都城の友人から頂いたものです。
その友人に黒千代香で焼酎を飲ませてもらった折に、激賞したのですが、それが
幸い(催促?)となって、都城から一揃え持ってきてくれました。
うちは来客が多いのでと、ちょこの追加までつけて・・・感謝!

薩摩のものに比べると、都城焼の黒千代香は色が少し茶色によるそうですが、
それがとても暖かい風合いで、眺めているだけで和みます。

宮崎では晩酌の焼酎のことを「だれやめ」と言います。
だれる=疲れる やむ=とめる ということで疲れを癒すという意味ですね。

黒千代香のおかげで、だれやめの効果が倍増しました。
明日も元気に、畑に音楽に、励みます!

2015年1月17日 (土)

今年も宜しくお願い致します!

1月も中旬になってから新年のご挨拶もないのですが、どうぞ
今年も宜しくお願い致します。
昨年は演奏活動のペースをかなり落としていましたので
ご心配のメールなどを頂くことも多かったのですが、お陰様で
元気にやっております。

実は一大決心、新しい分野に挑戦しております。
びっくりされる方のほうが多いとは思うのですが、「農業」です。
音楽活動しかしてこなかった私とは、かけ離れていると思われるかも
しれませんが、自分の中でははっきりと繋がっておりまして、音楽を通して
農業へ行きついたと考えています。

もともと母方の祖父母が宮崎県の高鍋町というところの町はずれに
住んでいまして、私は子供のころからそこが大好きで、学校の長期休暇は
ほとんど祖父母の家で過ごしました。祖父母が家の前でやっていた畑でとれる
芋やゴーヤなどを食べさせてくれましたが、その新鮮さは大人になっても
忘れられませんでした。
いつか宮崎に住みたいなあ、と思いつつも年月が過ぎてしまいましたが、
10年ほど前から月に一度のペースで宮崎に通い、空き家になって荒れ果てていた
家も修繕でき、地域の方々とのご縁も戻り、つながりも増えてきました。

ご存じのとおり、私はブルース、アイリッシュ、日本民謡と、いわゆるルーツミュージックと
いう分野を演奏活動のテーマにしてきましたが、それらの音楽は生活の中から生まれた
ものばかりです。
アイルランドにしても日本にしても民謡は農村の営みから生まれてきました。

子供のころから宮崎では農業が身近にありましたが、その後はかけ離れた生活をして
きました。しかし音楽をきっかけにしてアイルランドの農村を訪れて、そこで聴いた
演奏は、その背景にある営みをしみじみと感じさせるものでした。
清々しい感動がありました。
遠く異国の地にも関わらず、宮崎の祖父母や、その隣人の暖かく素朴な人柄を
連想させられるのは、延々と続いてきた人の営みの本質には洋の東西を越えて
共通するものがあるからではないでしょうか。
だからこそ、アイルランド民謡を私たち日本人が聴いても共感できるのだと思います。

私は、そういう音楽に惹かれながらも、音楽ばかりをやってきました。
しかし、次第に、自分が感動してきた音楽の本質、その背景にあるものこそを
知りたい、感じたいと思うようになりました。
おそらく私が惹かれてきたのは、音楽そのものだけでなく、そこに感じられる
人のぬくもり、もっと言えば、永々と続いてきた人の営みに対する感動なのだと思います。
そう感じる根の部分には、幼少のころ宮崎で体験したことがあるのかもしれません。

そんなことが自分のなかではっきりとしてくるにつれて、畑を耕して暮らしたいという
想いが募ってきました。しかし祖父母の畑も今はもう無く、どこからどう始めて良いのか
見当もつかない状況でした。
そこで一昨年から多くの方々や、関係機関に相談に乗って頂き、検討を重ねてきましたが
やはり、やるからには農業の基本から現代の状況までしっかりと勉強したいと思い、
昨年、宮崎農業大学付属の研修学校に入れて頂きまして学科、実作業の両方を勉強
させて頂いております。
今年の夏以降は自分自身の畑で自分なりの農業をやることになりますが、それまで
もう半年、出来る限りのことを学んでおきたいと思います。

音楽活動から遠ざかっているようですが、農作業の合間に地域の行事や祭りごとで
ギターや三味線を弾いておりますので、腕は鈍っていないつもりです(笑)。

まだまだ作業の段取りも悪く、なかなか暇を作れませんが、ペースがつかめて
きたらまた遠方にも演奏に行かせて頂きますので、またどうぞよろしくお願いします。

長年運動不足の生活でしたが、農作業で体重が5キロ軽くなって、体力も
随分つきましたから、次にお会いするときは少し精悍になっているはず・・・!
と、言いたいのですが、毎晩だれやめの焼酎を飲みすぎているので
どんなものか。。(笑)

少し時間にゆとりが出てきましたのでまた、音楽や農業の話題を報告させて
頂きます~
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

Tc



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